Accel-Mart Quick チュートリアルガイド 第14版 2023-02-08

5.2.2. ワークブックを利用する

このチュートリアルガイドでは、ナレッジ管理機能でワークブックを利用する方法を解説します。
ワークブックとは、表形式のコンテンツをWeb上で作成し、複数人で共有・編集できる機能です。
ブラウザ上から表形式の業務文書を簡単に参照できるため、社員同士の情報共有を円滑に行うことができます。

コラム

  • ワークブック
MS Office Excelのような操作感でコンテンツの作成が可能です。

5.2.2.1. ワークブックを新規作成する

ワークブックを新規に作成します。
  1. メニューの「ナレッジ管理」をクリックし、「コンテンツ一覧」画面を表示します。

  2. 「ワークブック新規作成」をクリックし、ワークブックを表示します。

    ../../../_images/use_workbook_1.png
    図:「コンテンツ一覧」
  3. 画面上部にある「ファイル」から「保存」をクリックします。

    ../../../_images/use_workbook_2.png
    図:ワークブックの保存
  4. 「ファイル」ダイアログが開かれるので、必要事項を入力します。

    コラム

    ワークブック新規作成時の入力項目の詳細は以下の通りです。
    アイコン 説明
    グループ
    必須です。
    ワークブックを所属させるグループを選択します。
    ワークブックID
    必須です。
    ワークブックを一意に表す半角英数字を入力します。
    ワークブック名
    必須です。
    ワークブックを表す名称を入力します。
    説明
    ワークブックの説明を入力します。
    コメント
    ワークブックの作成・更新時のコメントを入力します。
    入力したコメントは履歴ごとに保存され、「履歴一覧」画面に表示されます。
    ../../../_images/use_workbook_10.png
    図:「履歴一覧」
    タグ
    検索に利用するタグを選択します。
    「タグ一覧」リンクをクリックし、表示された「タグ一覧」ダイアログから選択します。
    ../../../_images/use_workbook_3.png
    図:「タグ一覧」

    タグの作成・編集・削除は「コンテンツ一覧」画面の「タグ管理」ボタン、または、「タグ一覧」ダイアログの「編集モード」から行えます。
    詳細は以下を参照してください。
    ※Accel-Mart Quickでは、「コンテンツ一覧」画面への導線が遷移先のドキュメントとは異なります。
    「コンテンツ一覧」画面にはメニューの「ナレッジ管理」からアクセスできます。
    ステータス
    必須です。
    「読み取り専用」「書き込み可能」のどちらかを選択します。

    ・ 読み取り専用
    ワークブックを読み取り専用にする場合に設定します。
    読み取り専用にした場合、ワークブックの全てのシート、および、セルが保護状態として表示されます。
    ・ 書き込み可能
    ワークブックを書き込み可能にする場合に設定します。

    コラム

    • ナレッジ管理のグループ
    ナレッジ管理で作成するWiki・ワークブックは必ず1つのグループに所属します。
    グループごとに参照・編集・管理を行えるユーザが決まっています。
    グループの新規作成・編集はシステムの管理者に依頼する必要があります。
    設定方法の詳細は「コンテンツの公開範囲を設定する」を参照してください。
  5. 「新規保存」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/use_workbook_4.png
    図:「ファイル」

5.2.2.2. ワークブックを参照する

「コンテンツ一覧」画面からワークブックを参照します。
  1. メニューの「ナレッジ管理」をクリックし、「コンテンツ一覧」画面を表示します。

  2. 右側の検索条件に参照したいワークブックのコンテンツIDやコンテンツ名を入力します。

  3. 「検索」ボタンをクリックし、ワークブックを検索します。

    ../../../_images/use_workbook_7.png
    図:「コンテンツ一覧」

    コラム

    検索条件の詳細は以下の通りです。
    項目 詳細
    コンテンツID
    コンテンツのIDを入力します。
    コンテンツIDはコンテンツのURLから確認できます。
    コンテンツ名
    コンテンツの名称を入力します。
    グループ名
    グループの名称を選択します。
    種別
    コンテンツの種別を選択します。
    タグ
    コンテンツのタグを選択します。
    ソート項目
    コンテンツのソート項目を設定します。
    ソート順
    コンテンツのソート順を設定します。
    「検索」ボタン
    検索条件を満たすコンテンツを検索します。
    「クリア」ボタン
    検索条件に入力した内容をクリアします。
    「クエリ登録」ボタン
    検索条件に入力した内容をクエリとして登録します。

    コラム

    • クエリ
    任意の検索条件を「クエリ」として保存できます。
    クエリの詳細は以下を参照してください。
    ※Accel-Mart Quickでは、「コンテンツ一覧」画面への導線が遷移先のドキュメントとは異なります。
    「コンテンツ一覧」画面にはメニューの「ナレッジ管理」からアクセスできます。
  4. 参照したいワークブックをクリックすると、内容が表示されます。

    コラム

    ワークブックページのURLを共有することで、簡単に目的のワークブックにアクセスできます。

5.2.2.3. ワークブックを編集する

ワークブックを編集します。
  1. メニューの「ナレッジ管理」をクリックし、「コンテンツ一覧」画面を表示します。

  2. 編集したいワークブックをクリックします。

    ../../../_images/use_workbook_5.png
    図:「コンテンツ一覧」
  3. ワークブックを編集します。

    コラム

    詳細は以下を参照してください。
  4. 画面上部にある「ファイル」から「保存」をクリックし、「ファイル」ダイアログを表示します。

  5. 「ファイル」ダイアログでは、「ワークブックID」以外のワークブックの設定項目を変更できます。

    注意

    ワークブックの編集、および、設定の変更ができるのは、該当のワークブックが所属するグループの編集、または、管理の権限を持つユーザのみです。
    権限の設定はシステムの管理者に依頼する必要があります。
  6. 「上書き保存」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/use_workbook_6.png
    図:「ファイル」

注意

複数のユーザでワークブックを編集している場合、自分の変更を反映する前に他のユーザの変更が加わり、更新できない場合があります。
同時に編集する場合は以下に注意してください。
  • 他のユーザが先にワークブックを更新した場合、自分の変更内容で更新できなくなります。
  • 更新できなかった場合、編集内容を退避した上で編集画面を開き直して更新してください。
  • 編集画面を開き直して更新する場合、他のユーザの変更を誤って上書きしていないか確認してください。

コラム

  • ワークブックの削除
「ファイル」から「削除」をクリックして、「ファイル」ダイアログを表示します。
「削除」ボタンをクリックします。
../../../_images/use_workbook_8.png
図:ワークブックの削除
../../../_images/use_workbook_9.png
図:「ファイル」