Accel-Mart Quick チュートリアルガイド 第14版 2023-02-08

10.6. 特定のユーザの多要素認証を初期化する

多要素認証を有効化しているユーザが携帯端末を紛失した場合、または携帯端末が故障した場合等、確認コードが入力できなくなった際に、そのユーザの多要素認証を初期化できます。
多要素認証を初期化すると、多要素認証を有効化していない状態に戻ります。
このチュートリアルでは、特定のユーザの多要素認証を初期化する手順を説明します。
この機能を利用するユーザのロールには、「Accel-Mart Quick システム管理者」を設定する必要があります。

コラム

ユーザへのロールの設定方法は以下を参照してください。

10.6.1. 多要素認証を初期化するユーザを選択する

多要素認証を初期化するユーザを選択します。
  1. メニューの「管理」→「基本情報設定」→「ユーザ」から、「ユーザ検索」画面を表示します。

    ../../_images/initialize_mfa_1.png
    図:「ユーザ検索」
  2. 初期化したいユーザを絞り込む条件を入力します。

  3. 「検索」ボタンをクリックします。

  4. ユーザの一覧から多要素認証を初期化したいユーザの「編集」をクリックします。

    ../../_images/initialize_mfa_2.png
    図:「ユーザ検索」

10.6.2. 多要素認証設定を初期化する

多要素認証設定を初期化したいユーザのユーザ詳細画面から、多要素認証設定を初期化します。

注意

多要素認証の初期化に伴い、以下の情報が削除されます。
  • 既に発行しているバックアップコード
  • 信頼済みブラウザ情報
  1. 「多要素認証設定」タブをクリックします。

  2. 「初期化」にチェックを入れます。

  3. 「更新」をクリックします。

    ../../_images/initialize_mfa_3.png
    図:「ユーザ詳細」
  4. 多要素認証設定が初期化されました。

    ../../_images/initialize_mfa_4.png
    図:「ユーザ詳細」

    コラム

    「初期化」チェックボックスは、多要素認証を有効化しているユーザの場合にのみ表示されます。
    初期化されたユーザは、メニューの「個人設定」→「多要素認証設定」から、自身で多要素認証を有効化できます。