Accel-Mart Quick チュートリアルガイド 第14版 2023-02-08

10.12. Slack連携を行う

このチュートリアルガイドでは、Slack連携を行うために必要な設定について解説します。

10.12.1. Accel-Mart QuickからSlackにメッセージを送信する

SlackにAccel-Mart Quickと連携するためのアプリ(ボット)を作成します。

  1. Slackにログインした状態で「Slack API」にアクセスし、Slackアプリを作成します。

    ../../_images/slack_setting_1.png
    図:Slackアプリの作成

    コラム

    詳細な手順は、「Slack ヘルプセンター - ワークスペースで利用するボットの作成」を参照してください。
  2. 左サイドバーの「OAuth & Permissions」をクリックします。

  3. 「Scopes」→「Bot Token Scopes」で「Add an OAuth Scope」をクリックし、「chat:write」を追加します。

    ../../_images/slack_setting_2.png
    図:ボットトークンスコープの追加

    コラム

    ボットではなく、Slackのユーザとしてメッセージを送信したい場合は、「Bot Token Scopes」ではなく「User Token Scopes」を使用してください。
    なお、Slackでは「Bot Token Scopes」の利用が推奨されています。
    詳しくは以下を参照してください。
  4. 左サイドバーの「Install App」をクリックします。

  5. 「Install App to Workspace」ボタンをクリックします。

    ../../_images/slack_setting_3.png
    図:アプリのインストール
  6. 権限をリクエストする画面が表示されるため、「許可する」をクリックします。

  7. 「Bot User OAuth Token」が発行されます。Slackと連携する業務ロジックを作成する際に使用するため、控えておきます。

    ../../_images/slack_setting_4.png
    図:「Bot User OAuth Token」の取得
  8. 作成したアプリをチャンネルに追加します。Accel-Mart Quickからのメッセージを受け取るチャンネルに追加してください。

  9. チャンネルの詳細を表示し、「インテグレーション」→「App」から「アプリを追加する」をクリックします。

    ../../_images/slack_setting_5.png
    図:アプリの追加
  10. 作成したアプリを選択します。

  11. これでSlack側で必要な設定は完了です。業務ロジックで「Slack連携 > メッセージ送信」タスクを利用することで、Slackにメッセージを投稿できます。

    コラム

    Slackと連携する業務ロジックの例は「ワークフローの処理時に特定のSlackチャンネルに通知する」を参照してください。