Accel-Mart Quick チュートリアルガイド 第14版 2023-02-08

4.4.4. Excelで作成された帳票をフォームとして利用するワークフローを作成する

このチュートリアルでは、MS Office Excelで作成された帳票を利用してワークフローのフォームを作成する方法を解説します。
ワークフローを作成するユーザのロールには「Accel-Mart Quick ワークフロー管理者」を設定する必要があります。
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図:作成するフォーム

コラム

ユーザへのロールの設定方法は以下を参照してください。

4.4.4.1. 想定されるユースケース

現行で運用されているExcel帳票をそのままフォームとして利用するワークフローを作成したい場合にご使用いただけます。

4.4.4.2. 事前準備

作成するワークフローのフォームとして利用したいExcel帳票のファイルを事前にご準備ください。
このチュートリアルでは、以下のExcelファイルを利用した場合の例を説明します。

4.4.4.3. ワークフローの名前を登録する

ワークフロー「【チュートリアル】Excel帳票利用フロー」を新規作成します。
登録方法の詳細は「簡単なワークフローを作成する」-「ワークフローの名前を登録する」を参照してください。
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図:登録するワークフロー

4.4.4.4. ルート定義を設定する

ルート定義を設定します。
設定方法の詳細は「簡単なワークフローを作成する」-「ルート定義を設定する」を参照してください。
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図:設定するルート定義

4.4.4.5. フォームを設定する

「申請者」で申請するための画面を設定します。
  1. 「IM-BIS-フロー編集」画面で「申請者」ノードをダブルクリックして、「フォーム-登録」画面を表示します。

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    図:「IM-BIS-フロー編集」
  2. フォーム名に「Excel帳票利用フォーム」と入力し、「登録」ボタンをクリックします。

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    図:「フォーム-登録」

4.4.4.5.1. スプレッドシートアイテムを配置する

  1. 「フォーム編集」画面が開かれるので、画面右上の「ツールキット」をクリックします。

  2. 「入力アイテム」から「スプレッドシート」を選択し、ドラッグ&ドロップで配置します。

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    図:「フォーム編集」

4.4.4.5.2. Excelファイルをインポートする

  1. 配置した「スプレッドシート」をダブルクリックして、「プロパティ」を開きます。

  2. 「基本設定」タブの workbook_icon をクリックして、「ワークブックエディタ」を開きます。

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    図:「フォーム編集」-「プロパティ」
  3. 画面左上の「ファイル」メニューの「インポート」をクリックします。

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    図:「ワークブックエディタ」
  4. 「インポート」ダイアログが開くので、「ファイルを選択」をクリックします。

  5. フォームとして利用したいExcel帳票のファイルを選択します。

  6. 種別は「excel」を選択し、「インポート」をクリックします。

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    図:「インポート」

    注意

    Excelファイルを取り込む際は、拡張子が「.xlsx」のファイルを使用してください。
  7. インポートされたExcel帳票が表示されるため、必要に応じてセルの大きさや文字サイズを調整します。

  8. 「ファイル」メニューの「保存」をクリックして、ワークブックを保存します。

  9. 「フォーム編集」画面に戻ります。

4.4.4.5.3. フォームを調整する

  1. 「スプレッドシート」を選択した状態で右下にカーソルを合わせ、ドラッグしてサイズを調整します。

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    図:「フォーム編集」
  2. 「ツールキット」をクリックします。

  3. 「ボタンアイテム」から「ボタン(処理モーダル)」を選択し、ドラッグ&ドロップで配置します。

  4. 同様の手順で、「ボタン(戻る)」を配置します。

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    図:「フォーム編集」
  5. 「更新」をクリックして、フォームの内容を保存します。

  6. 「Excel帳票利用フォーム」が完成しました。

4.4.4.6. 申請画面の画面設定を他の画面と共有する

ここまでの手順で作成した画面を、「承認者」の承認時にも参照できるように設定します。
設定方法の詳細は「簡単なワークフローを作成する」-「申請画面の画面設定を他の画面と共有する」を参照してください。
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図:共有完了後のフロー

4.4.4.7. ワークフローを申請する

作成したワークフローを実際に申請します。
  1. メニューの「申請」から、「申請一覧」画面を表示します。

  2. 「【チュートリアル】Excel帳票利用フロー」を選択します。

  3. インポートしたExcelファイルが埋め込まれた申請画面が表示されます。

  4. フォームの入力欄に申請内容を記載後、「申請」ボタンをクリックし、申請できることを確認します。

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    図:「サンプル申込書」