Accel-Mart Quick チュートリアルガイド 第14版 2023-02-08

4.4.6. 印影を利用するワークフローを作成する

このチュートリアルでは、ワークフローの印影機能を利用する方法を解説します。
ワークフローを作成するユーザのロールには「Accel-Mart Quick ワークフロー管理者」を設定する必要があります。
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図:作成するフォーム(印影表示部)

コラム

ユーザへのロールの設定方法は以下を参照してください。

コラム

  • 印影
Accel-Mart Quickでは、以下の2種類の印影を使用できます。
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図:印影
  • 左:3段表示(上:姓、中:処理日、下:名)
  • 右:縦表示 (姓のみ)

注意

ユーザ名の姓と名が空白文字で区切られていない場合、以下のように作成されます。
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図:印影

4.4.6.1. 想定されるユースケース

申請・承認を行ったユーザの印影がフォーム上に表示されるワークフローを作成したい場合にご使用いただけます。

4.4.6.2. ワークフローの名前を登録する

ワークフロー「【チュートリアル】印影利用フロー」を新規作成します。
登録方法の詳細は「簡単なワークフローを作成する」-「ワークフローの名前を登録する」を参照してください。
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図:登録するワークフロー

4.4.6.3. ルート定義を設定する

ルート定義を設定します。
申請ノードの後に承認ノードを2つ配置します。
また、処理対象者はすべて「Accel-Mart Quick 利用者」を選択します。
設定方法の詳細は「簡単なワークフローを作成する」-「ルート定義を設定する」を参照してください。
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図:設定するルート定義

4.4.6.4. 印影設定を有効にする

作成するワークフローで印影を使用できるように、印影設定を有効にします。
  1. 「IM-BIS-フロー編集」画面で「フロー詳細設定」をクリックします。

    ../../../_images/use_stamp_6.png
    図:「IM-BIS-フロー編集」
  2. 「フロー詳細設定」ダイアログが開きます。

  3. 「印影設定」で「有効」を選択します。

    ../../../_images/use_stamp_7.png
    図:「フロー詳細設定」
  4. 「更新」ボタンをクリックして、ダイアログを閉じます。

4.4.6.5. フォームを設定する

「申請者」で申請するための画面を設定します。
  1. 「IM-BIS-フロー編集」画面で「申請者」ノードをダブルクリックして、「フォーム-登録」画面を表示します。

    ../../../_images/use_stamp_8.png
    図:「IM-BIS-フロー編集」
  2. フォーム名に「印影利用フォーム」と入力し、「登録」ボタンをクリックします。

    ../../../_images/use_stamp_9.png
    図:「フォーム-登録」
  3. 「フォーム編集」画面が開きます。

  4. 画面上部の「テンプレート」をクリックし、「テンプレート一覧」を開きます。

  5. 「サンプル集-人事部門」をクリックして、「通勤交通費支給申請書」のメインフォームをドラッグ&ドロップで配置します。

  6. 画面右上の「ツールキット」をクリックします。

  7. 「WFアイテム」から「印影表示」を選択し、ドラッグ&ドロップで配置します。

    ../../../_images/use_stamp_10.png
    図:「フォーム編集」
  8. 配置した「印影表示」をダブルクリックして、「プロパティ」を開きます。

  9. ワークフローのノード数に合わせて、「最大表示列数」に「3」と入力します。

    ../../../_images/use_stamp_11.png
    図:「プロパティ」

    コラム

    「印影表示」のプロパティで設定できる項目の詳細については、下記を参照してください。
  10. アイテムの配置を図のように調整します。

    ../../../_images/use_stamp_12.png
    図:作成するフォーム
  11. 「更新」をクリックして、フォームの内容を保存します。

  12. 「印影利用フォーム」が完成しました。

4.4.6.6. 申請画面の画面設定を他の画面と共有する

ここまでの手順で作成した画面を、「承認者1」・「承認者2」の承認時にも参照できるように設定します。
設定方法の詳細は「簡単なワークフローを作成する」-「申請画面の画面設定を他の画面と共有する」を参照してください。
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図:共有完了後のフロー

4.4.6.7. ワークフローを申請する

作成したワークフローを実際に申請し、印影機能を利用できることを確認します。
  1. メニューの「申請」から、「申請一覧」画面を表示します。

  2. 「【チュートリアル】印影利用フロー」を選択します。

  3. 申請画面が表示されます。

  4. 申請画面では、印影に関する操作は特に行いません。

  5. フォームの入力欄に申請内容を記載後、「申請」ボタンをクリックします。

  6. 「【チュートリアル】印影利用フロー - 申請者」ダイアログが開きます。

  7. 「印影」で使用する印影を選択します。

    ../../../_images/use_stamp_14.png
    図:「【チュートリアル】印影利用フロー - 申請者」

    コラム

    デフォルトでは左側の3段表示の印影が選択されています。
    右側の縦表示の印影を使用したい場合は、この画面で変更します。
  8. 「申請/処理開始」をクリックして申請します。

4.4.6.8. 案件を承認する

承認画面で、印影が表示されることを確認します。
  1. メニューの「承認」から「案件一覧」画面を表示します。

  2. 申請した案件にマウスカーソルを重ねて、「処理」アイコンをクリックします。

  3. 承認画面が表示されます。

  4. 申請時に選択した印影が、「印影表示」部分に表示されることを確認します。

    ../../../_images/use_stamp_15.png
    図:「通勤交通費支給申請書」
  5. 「承認」ボタンをクリックし、申請時と同様に印影を選択して承認します。

  6. 最後のノードまで承認し、フローが完了すると印影は以下のように表示されます。

    ../../../_images/use_stamp_1.png
    図:「通勤交通費支給申請書」